身体の知恵袋
界面活性剤が肌荒れの原因に・・・
こんにちは。
神戸市東灘区でパーソナルトレーニングとピラティスリフォーマーができるサロンCherish神戸岡本店の大小田です。
今回は美肌の基礎知識になります。
前回は「洗う」が皮膚を壊し、肌荒れの原因になることをお伝えしました。
今回はなにが「洗う」で皮膚を壊すのか?をお話ししていきましょう。
まず皆さんに知ってほしいことは、「洗浄剤」になります。これは「界面活性剤」のことをいいます。
「界面活性剤」は、水と油のように本来混ざり合わないものを混ざるようにする物質で、油と水をなじませることで汚れを落としていったり、殺菌作用があったりします。
皆さんが日々使っているシャンプーやコンディショナー、ボディソープはもちろん、食器洗い洗剤や洗濯洗剤にももちろん使われます。
この界面活性剤の成分によって肌刺激が起こりやすいのか起こりにくいのかがわかるんです。
ではどの洗浄剤が刺激が強いのか、皆さんもこのブログを読みながら手持ちのシャンプーなど成分がわかるものをご用意ください。
洗浄剤の使用率ナンバー1!!硫酸系洗浄成分
・ラウレス硫酸Na
・オレフィンC12~14
・スルホン酸Na
・スルホコハク酸ラウレス2Na
代表的な成分を書き出しました。皆さんがお使いの「洗うもの」に表示がありましたでしょうか??
これらの洗浄剤は髪と肌に刺激が強く、特に髪にたんぱく変性を起こしやすく、パサパサ髪やゴワゴワ髪になりやすいのです。
なぜ使用率が高いのかは、安価で洗浄力が高いのが要因。すぐに洗い流すから問題ないとされていますが、使用すること自体で刺激は免れません。
お肌に優しいボタニカル!?アミノ酸系洗浄成分
・ラウロイルグルタミン酸Na
・ラウロイルメチルアラニンNa
・ココイルグリシンNa
・ラウロイルサルコシンTEA
次はボタニカルとか自然派などを謳ったものに多いアミノ酸を使用した洗浄剤です。
こちらは肌に優しいイメージがありますよね!?しかししっかりと研究をしてみると実はお肌の細胞を破壊するのが強いことがわかりました、、、
ですので肌荒れはもちろん、アレルギーやアトピーなどのリスクも高くなってしまいます。
これらの成分を知っているのと知らないで使うのは大違いだと思います。
皆さんの今後の選択する術として、「洗浄成分を把握する」ということもしてみてください!!
自分の肌に使うものをしっかり知って使うようにしましょう。