身体の知恵袋
「言ってよかった」──感じたままを伝える勇気と、その先にあったもの
こんにちは。
神戸市東灘区攝津本山でパーソナルトレーニングとマシンピラティスができるジムcherish神戸岡本店の大小田です。
先日は、お休みをいただいて、コーアクティブコーチングの講習に行ってまいりました。
そんな私の気づき、想いを書いてみます!お暇があればぜひお読みください。
「人に対して何かを感じても、それを言葉にして伝えるのって、ちょっと勇気がいる」
そんなふうに思ってきた私がいます。
「嫌われたらどうしよう」「おせっかいかも」「相手の気分を害したら…」
そんな思いが先に立って、気づけば言葉を飲み込んでしまうことも少なくありませんでした。
でも先日、2.5日間のコーアクティブ・コーチングの講座を受けて、その考え方が大きく変わりました。
講座の中で、私がとても印象的だったのは、
「相手に対して感じたことを、そのまま素直に伝える」というやり取りです。
最初はとても緊張しました。
「これを言っていいのかな?」「余計なことじゃないかな?」と、心の中はざわざわ。
でも、恐るおそる感じたことを口にしてみると――
相手の表情がふっと緩んだり、「あぁ、そう言ってもらえると嬉しいです」と返ってきたり。
そこには、お互いの気づきを促す、あたたかくて深いつながりがありました。
そして何より驚いたのは、自分自身がとてもラクになったことです。
言えたことでスッキリして、自分にも「OK」が出せたような感覚がありました。
コーチングの関係性って、「対等で、率直で、尊重がある」という前提があるから、
余計な気遣いや遠慮を手放せるのだと感じました。
それってとても自由で、でもすごく安心できる空間です。
誰かに言葉を伝えることって、ただの“意見”や“評価”じゃなくて、
「私はあなたを見て、こう感じているよ」というプレゼントのようなものなのかもしれません。
私は今、「ちゃんと感じたことを、ちゃんと伝えていいんだ」と思えるようになってきました。
そしてそれは、講座だけじゃなく、日常の関係性の中にも少しずつ持ち帰っていきたい感覚です。
もしあなたにも、「こう思ったけど言えなかったな」「伝えたら迷惑かな」と思ったことがあるなら…
その気持ちを大切にしつつも、あえて一歩、言葉にしてみる勇気を持ってみてほしいと思います。
きっとその先には、あなたが思っている以上に、やさしくて豊かなやり取りが待っているかもしれません。