身体の知恵袋
「思考を止めたい」という相談から見えたもの
こんにちは!
「面倒臭い悩みから、自分を好きになるコーチングセッション」を提供しているコーアクティブコーチの大小田です。
先日、新しいクライアントさんとのセッションがありました。
テーマは「考えすぎて動けなくなる自分をなんとかしたい」。
話を聞いていくと、頭の中でグルグルと思考が止まらなくなり、しかもそれは自分のことより「人の顔色や言葉」から影響を受けていることが多いとのこと。
「人はそこまで悩んでいないのに、なぜか自分だけ悩んでしまう」――そんな状態に苦しんできたそうです。
ただ同時に、過去の体験を振り返ると「自分を大事にする」という価値観がしっかりと根にあることにも気づきました。
それは、以前パワハラや鬱を経験した時に培った、自分を守るための大切な軸。
では、その軸を持ったまま就活や仕事を見たらどうなるのか?
安心・安定をベースに置いたら、どんな理想が描けるのか?
一緒にイメージを広げていきました。
その中で印象的だったのは、「隠岐島にいる自分」を想像した時の表情の変化。
穏やかで、自然に囲まれて、ただ”今ここ”を味わっている自分。
その状態から仕事を見てみると、「もっと軽やかに楽しんで動きたい」という願いが出てきたのです。
さらに話を進める中で出てきたキーワードは「無敵状態」と「マツケンサンバ」。
ちょっとユーモラスですが、自分を大事にできて、心から楽しんでいる姿を表すのにピッタリでした。
「その状態の自分なら、きっと仕事もうまくいく」――そう確信できる瞬間でした。
セッションを通して感じたのは、
人は誰しも「考えすぎて立ち止まる」ことがあります。
でもその先に、「本当に大切にしたい価値観」や「理想の自分の在り方」が見えてきたとき、自然と行動の方向が定まっていくということ。
今回のテーマは「思考を止めること」でしたが、実際には「考える方向を変えること」が大事なのかもしれません。
マツケンサンバのように楽しそうに輝く自分をイメージして動けたら、それだけで思考は味方になっていくのだと思います。
「仕事か家庭か」で迷ったとき、表情が教えてくれること
こんにちは!
神戸市東灘区摂津本山でパーソナルトレーニングとピラティスリフォーマーが完全個室でできるジムcherish神戸岡本店の大小田です。
先日、前の職場の同僚がコーチング体験に来てくれました。
今の職場でやる気が持てなくなってきて、「そろそろ独立もありかも」と考えているとのこと。
ちょうどお子さんがあと1年半で小学生になるタイミングで、引っ越しも考えているそうです。
そんな話を聞いていて、ふと「今の自分にとって“仕事”と“家庭”、どっちを大事にしたいと思ってる?」と問いかけてみました。
すると、少し考えたあとに「家庭かな」とポツリ。
その瞬間、パッと顔が明るくなったのがとても印象的でした。
そこから「家庭を大事にしている状態で、仕事を考えてみたらどう感じる?」と問いを重ねてみると、
「信頼できるお客様と丁寧に関係を築きたい」
「家庭を優先しながら仕事も続けていきたい」
という、“自分らしい働き方”が言葉として出てきました。
最終的には「まずは引っ越しなど家庭の環境を整えてから、独立を考えていきたい」と、彼女なりの優先順位と選択が見えてきた様子でした。
「考え方が変わってきた気がする」と、ご本人が気づけたことも、とても大切なポイントだったと思います。
迷っているときほど、「どうしたいか」がわからなくなるものです。
そんなときは、まず「何を大切にしたいのか」を見つめ直してみる。
その選択が自分にフィットしていれば、顔や声のトーンに自然とあらわれるものなんだなと、改めて感じた出来事でした。
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「あ、私も変わりに来たんだった」 – 誰かの姿に思い出す、私の“変わりたい気持ち”
こんにちは!
神戸市東灘区攝津本山でパーソナルトレーニングとピラティスリフォーマーが完全個室でできるジムcherish神戸岡本店の大小田です。
先日、トレーニングに来てくれるお客様から、こんな言葉をもらいました。
「トレーニング前後に、入れ違いで帰ったり来たりするお客様を見ると
“この人も変わろうとしてるんだな”って思うんです。
そうすると、“あ、私も変わりたくてここに来てたんだ”って、ふと思い出すんですよね。」
私はこの話を聞いて、すごく嬉しくなりました。
トレーニングって、時にはしんどかったり、面倒に感じる日もある。
でも、たまたま顔を合わせた誰かが、同じように「変わろう」としている姿を見ると、
その空気に自然と背中を押される。
「ああ、私も変わりにきたんだ」
「もっと自分を大事にしたくてここに来たんだった」
そう思い出せるって、とても尊いことだなって。
Cherishは、ただのトレーニングの場ではなくて、
**“変わりたい気持ちを思い出せる場所”**になれていたのかなと思いました。
同じ空間を行き交う人たちが、
静かに、でも確かにお互いに力をもらいあっている。
そんな場所であり続けたいなと、改めて感じています。
もし最近、
「なんのために始めたんだっけ?」と
ふと立ち止まってしまっている人がいたら、
Cherishの扉をノックしてみてください。
きっと、誰かの“変わろうとしている背中”が、
あなたの“変わりたい気持ち”を思い出させてくれるはずです。
あなたのペースで、大丈夫。
ここでまた、一緒に進んでいきましょう。
「言ってよかった」──感じたままを伝える勇気と、その先にあったもの
こんにちは。
神戸市東灘区攝津本山でパーソナルトレーニングとマシンピラティスができるジムcherish神戸岡本店の大小田です。
先日は、お休みをいただいて、コーアクティブコーチングの講習に行ってまいりました。
そんな私の気づき、想いを書いてみます!お暇があればぜひお読みください。
「人に対して何かを感じても、それを言葉にして伝えるのって、ちょっと勇気がいる」
そんなふうに思ってきた私がいます。
「嫌われたらどうしよう」「おせっかいかも」「相手の気分を害したら…」
そんな思いが先に立って、気づけば言葉を飲み込んでしまうことも少なくありませんでした。
でも先日、2.5日間のコーアクティブ・コーチングの講座を受けて、その考え方が大きく変わりました。
講座の中で、私がとても印象的だったのは、
「相手に対して感じたことを、そのまま素直に伝える」というやり取りです。
最初はとても緊張しました。
「これを言っていいのかな?」「余計なことじゃないかな?」と、心の中はざわざわ。
でも、恐るおそる感じたことを口にしてみると――
相手の表情がふっと緩んだり、「あぁ、そう言ってもらえると嬉しいです」と返ってきたり。
そこには、お互いの気づきを促す、あたたかくて深いつながりがありました。
そして何より驚いたのは、自分自身がとてもラクになったことです。
言えたことでスッキリして、自分にも「OK」が出せたような感覚がありました。
コーチングの関係性って、「対等で、率直で、尊重がある」という前提があるから、
余計な気遣いや遠慮を手放せるのだと感じました。
それってとても自由で、でもすごく安心できる空間です。
誰かに言葉を伝えることって、ただの“意見”や“評価”じゃなくて、
「私はあなたを見て、こう感じているよ」というプレゼントのようなものなのかもしれません。
私は今、「ちゃんと感じたことを、ちゃんと伝えていいんだ」と思えるようになってきました。
そしてそれは、講座だけじゃなく、日常の関係性の中にも少しずつ持ち帰っていきたい感覚です。
もしあなたにも、「こう思ったけど言えなかったな」「伝えたら迷惑かな」と思ったことがあるなら…
その気持ちを大切にしつつも、あえて一歩、言葉にしてみる勇気を持ってみてほしいと思います。
きっとその先には、あなたが思っている以上に、やさしくて豊かなやり取りが待っているかもしれません。
その“ざわざわ”は、不安じゃなくて、可能性の始まりかもしれない
こんにちは。
神戸市東灘区攝津本山でパーソナルとマシンピラティスがマンツーマンできるサロンcherish神戸岡本店の大小田です。
6月でこんなに暑いと運動するのが億劫になってしまいますよね、、、
さて、そんな時はやる気にまつわる自分の体験談をお話しします。
「やりたいことはある。興味もある。けど、なぜか動けない」
そんな気持ちを抱えて、時間だけが過ぎていくことってありませんか?
私もまさにそうでした。ずっと前から「コーチングを学んでみたい」と思っていたのに、なかなか一歩を踏み出せずにいたんです。知らない人の中に飛び込むのは得意じゃないし、講座に申し込む勇気もなかなか出ない。そんな自分を責めたり、諦めたり…そんな時期が続いていました。
でもある日、ほんの少しだけ心の中に変化がありました。
「このまま動かないでいたら、きっとずっと同じ場所にいるままかもしれない」
そう思った瞬間、心の中に“ざわざわ”した感情が湧いてきたんです。
不安とも、期待とも、うまく言い表せないような感覚。
でもその“ざわつき”が、どこかで「これを超えたら何か変わるかも」と感じさせてくれて。
それはまるで、怖さとワクワクが混ざったような、小さな高揚感でした。
思い切って、講座に申し込みました。
その一歩が、自分の中で「やってよかった」と心から思える出来事になったんです。
もちろん、まだ何も完璧にはできません。でも、あのとき動いた自分のことを、今は少し誇らしく思っています。
コーチングでは、「感情はメッセージ」と捉えることがあります。
ざわつく感情は、時に「ここから変われるよ」「今がチャンスだよ」と教えてくれるサインかもしれません。
頭で考えすぎて止まってしまうときこそ、心の揺れに耳を澄ませてみてほしい。
そのざわつきの奥に、あなたが本当に望んでいる未来が隠れているかもしれません。
だから、完璧じゃなくていい。
まずは、一歩から!