身体の知恵袋
春は「肝」をいたわり体調を整えましょう!
こんにちは。
神戸市東灘区でパーソナルトレーニングとピラティスリフォーマーができるサロンCherish神戸岡本店の大小田です。
春というより夏の気温になっていますね。サロンも初めてのクーラーをつけてしまいました・・・
さて、そんな気温ではありますがまだ暦は「春」ということで久々に薬膳からアプローチしてみましょう。
乾燥するのは腸のせい・・・
こんにちは。
神戸市東灘区のパーソナルトレーニングとピラティスリフォーマーができるサロンCherish神戸岡本店の大小田です。
今日は寒さがぶり返してきましたね。関東では雪が降るほどだそうで皆様お気を付けください。
さて本日は身体の乾燥を薬膳の考えを基に見ていきたいと思います。
この乾燥の原因って色々ありますが今日は「腸」に注目します。
今回は「大腸」になるんですが、大腸の役割ってご存知ですか?
大腸の3つの働き
其の壱、「水分の再吸収」
其の弐、「腸内細菌の均衡維持」
其の参、「便の排泄」
が主な役割になりますね。
大腸がうまく機能していないと、体内水分量の減少や悪玉菌の増加、酸化炎症や便秘が起こります。
そして、この体内水分量の減少や酸化炎症の影響を受けやすいのが「肺」
なぜ、いきなり「肺」なの?と思いますが
中医学では「大腸」と「肺」は表裏一体の関係と考えられています。
呼吸循環器に影響し、水分とも関係し皮膚の乾燥やむくみに影響します。
要するに「大腸」の働きが悪くなり、水分量の低下が起きると「肺」にも影響しより乾燥しやすいということですね。
また、逆のパターンで「肺」の働きが悪いため呼吸が浅くなることで、身体は酸素を効率よく吸収しようと筋肉を緊張させ、交感神経を優位にします。
「大腸」は副交感神経支配のため、交感神経優位だとぜんどう運動が弱まり機能が低下してしまいます。
このように身体は様々な影響を受けて今の状態になっているんですよ!
パーソナルボディメイクサロンCherish神戸岡本店ではお客様の状態をこのような視点からもアプローチしていきます。
運動面では、肩甲骨周りをストレッチや筋膜リリースでほぐし呼吸をしやすい状態をつくり、しっかりした筋トレを行うことで腸のぜんどう運動をサポートしていきます。
食事面では、食物繊維や乳酸菌などを取り入れららるようにしたいところですね。
日本人には昆布などがオススメですかね!?
乾燥が気になる方は身体や皮膚から根本解決していけるようぜひご相談ください。
自分の身体に合った運動や食事を取り入れることで体質改善を目指しましょう
薬膳の陰陽を知って大寒を乗り切ろう・・・
こんにちは。
神戸市東灘区でパーソナルトレーニングとピラティスリフォーマーができるサロンCherish神戸岡本店の大小田です。
本日は大寒ということで寒さが身に染みてきましたね。
週末から来週にかけてかなりの寒波が来るとのことで用心が必要です。
そんな寒いときは身体を温めよう!!ということで今回は薬膳の視点から見ていきましょう。
薬膳の考えの中に食材には「身体を温めるもの」と「身体を冷やすもの」があるとされ、その原理は陰陽に基づきます。
例えば、ニンジンはオレンジ色の暖色で固く、全体的に身体を温める陽性の作用があり、ナスは紫色の寒色で柔らかく、全体的に身体を冷やす陰性の作用があるとされています。
薬膳では、バランスよく食べるということを基本に、その方の体質を診断し、カスタマイズしていきます。
今回は、体質ではなく、季節の冬を基本に食材の陰陽を理解し、身体を温められるようアドバイスしていきたいと思います。
まずは食材の陰陽の特徴を捉えていきましょう。
【陰の特性】
・冷やす
・カリウムが多い
・水分が多い
・ゆるゆる、広がる、リラックス
・早く煮え、すぐ柔らかくなるもの
・早く育つもの 大きくなるもの
・地上よりまっすぐ上にのびるもの
・熱い気候と土地でとれるもの
【陽の特性】
・暖める
・ナトリウムが多い
・水分が多い
・引き締まる、縮まる、緊張
・煮るのに時間がかかり、硬いもの
・ゆっくり育つもの 小さいもの
・地下で垂直にのびるのもの
・寒い気候と土地でとれるもの
基本的な特徴はこのようなものがあります。見た目や栄養、育つ地域などそれぞれが理にかなった考え方だなと思います。
また、食材の色でも陰陽の判断ができます。
色の陰陽の度合いは七色の虹と同じ!
虹は、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫で並んでいて陰陽もこれと同じ順番です。
もちろん暖色の赤やオレンジが身体を温める「陽」の食材で寒色が「陰」の食材になります。
こうやって食材の特徴や色などから身体を温めるのか冷やすのかを知っておくと今の季節や今の体調に合わせて食材を選んでいけますよね!?
冷えやすい冬の時期は身体を温める食材を意識して摂るようにしましょう。
また身体を冷やす食材は調理方法を工夫して、お鍋や煮込み料理といった温まる調理をして摂るようにしてみていいかがですか!?
健康のための毎日の食事のヒントにしてみてください。
年末年始太りの改善には・・・
こんにちは。
神戸市東灘区のパーソナルトレーニングとピラティスリフォーマーができるサロンCherish神戸岡本店の大小田です。
今年も本日より営業しております。よろしくお願いします。
さて、年末年始太りを感じている方は多いですよね!?
贅沢な料理や、おせちにお餅、お酒にスイーツとたくさん食べ飲みする機会があったと思います。
ここから身体を元に戻さないとなーとお考えの方に、年末年始太りを改善するヒントをお伝えしていきましょう。
まずは年末年始に太る原因を考えてみましょう。
①食べ過ぎ・飲みすぎ
②運動不足
③睡眠不足・生活リズムの乱れ
このあたりが大きな原因になるのではないでしょうか!?
では①から改善ポイントを考えていきましょう。
食べ過ぎ飲み過ぎは単純なカロリー過多に始まり、砂糖や脂、アルコールなどの嗜好品の過多、胃腸や肝臓の機能低下によって太ってしまうことが考えられますね。
そこで一番は「質素倹約」
日本ではもうすぐ「七草がゆ」を食べる習慣がありますよね!?
これが年末年始太りをリセットするのに大事になります。
七草がゆについては諸説ありますが、ダイエットの観点からみると、消化の促進をする、身体の熱をとる、浮腫みの解消、咳・痰の改善が効能としてあり、年末年始で疲れた胃腸を休め、内臓を温めてくれます。
年末年始で食べ過ぎてしまった方はぜひ「七草がゆ」で身体をリセットしてみましょう。
風邪やインフル・コロナ対策に薬膳の考えを・・・
こんにちは。
神戸市東灘区のパーソナルトレーニングとピラティスリフォーマーができるサロン「パーソナルボディメイクサロンCherish神戸岡本店」の大小田です。
一気に寒さが加速してきましたね。それに伴い、風邪やインフルエンザ・コロナ感染のお客様がちらほら増えてまいりました。
そんな時期に健康に過ごす薬膳養生法をご紹介。
お勧め食材
・はちみつ
・杏仁
これらの食材は、肺を潤すとされ呼吸器の養生にもってこい!また乾燥を防いでくれることで腸の働きも良くなるとされ、美肌にも効果的です!!
しかもスイーツとして取り入れやすいので皆さんもお試ししやすいのではと思います。
例えば、はちみつはそのままでももちろんいいですし、砂糖の代わりとして飲み物に入れたり、料理に使うのがお勧め!
私は直接飲んでのどの殺菌と乾燥を防いでいます。
杏仁はやはり「杏仁豆腐」がベターですね。
杏仁はもちろん「豆腐」のような白い食材は潤いを与える食材となっていますので、杏仁豆腐はまさしくうってつけのスイーツ!!
粘膜が乾燥することでウイルスや菌が体内に入りやすくなってしまいます。
もちろん身体の防衛機能(免疫)が体内に入っても撃退してくれますが、サッカーの見過ぎによる寝不足や、毎日の飲み会による疲労、仕事のストレスなど
知らず知らずのうちに身体の機能は低下しています。
規則正しい生活が基本ですが、ウイルスに負けない体づくりの第一歩として、乾燥させず体内にウイルスを入れない工夫をしていきましょう。
冬の必需品「はちみつ」「杏仁」でウイルスに負けない生活をしましょう。
その他、薬膳から見た食事指導なども行っておりますのでご興味のある方は一度ご相談ください。