身体の知恵袋
【冬の薬膳ダイエット】冷えと代謝低下を防ぐ“冬太り対策”と食べ方のコツ
こんにちは!
神戸市東灘区摂津本山でパーソナルトレーニングとピラティスリフォーマーが完全個室でできるジムCherish神戸岡本店の大小田です。
気温がぐっと下がるこの季節、
「なんだか体が重い…」「食欲が止まらない…」
そんな“冬太り予備軍”の声をよく聞きます。
実は、薬膳の世界では
冬は一年でいちばん“太りやすい季節” とされています。
理由はシンプルで、
- 代謝が落ちる
- 冷えで血流が悪くなる
- 体がエネルギーを溜め込もうとする
- 食欲が自然に増える
つまり、冬は “何もしないと太る季節”。
でも逆に言えば、冬の整え方次第で、太りにくい体を作るチャンスの季節でもあります。
🔥 冬に太りやすい理由(薬膳視点)
薬膳では、冬は「腎」が中心に働く季節と言われます。
腎は 生命エネルギー(腎精) の貯蔵庫で、体を温める力にも関係しています。
冬の太りやすさは
👉 腎が弱り、体を温める力(陽気)が不足すること
が大きな理由。
さらに、寒さで血行が滞り、脂肪が燃えにくくなるため、
「同じ食事でも太りやすくなる」 時期なんです。
🍲 冬の薬膳ダイエットのポイント
① 体を“内側から温める”こと
温める=代謝を上げる 一番の方法です。
温め食材
- 生姜
- ねぎ
- にんにく
- 黒ごま
- 羊肉
- 鮭
- シナモン
- 山椒
“冷え性のままダイエット”するのは、ブレーキを踏みながら走るようなもの。
まずは温めることが優先です。
② “腎”を補う食材で冬太りの根本対策
腎が整うと、体温・ホルモンバランス・代謝が安定します。
腎を補う食材(黒い食材)
- 黒豆
- 黒ごま
- きくらげ
- ひじき
- くるみ
- 黒米
冬場に黒い食材が良いのは、薬膳では鉄板の考え方です。
③ 水分代謝を整えてむくみを防ぐ
冬は意外と「隠れむくみ」が多い季節。
冷えでめぐりが悪くなり、老廃物が溜まりやすいんです。
むくみ対策食材
- 大根
- 昆布
- とうもろこし(ひげ茶も◎)
- 小豆
- 冬瓜(体を冷やすので加熱必須)
“むくみ太り”は脂肪太りより改善が早いので、ここを整えると体が軽くなります。
④ 冬は「温かいスープ」がダイエットの味方
特に冬は スープダイエットが効果が高い季節。
- 内臓が温まる
- 満腹感が出やすい
- 野菜をたっぷり摂れる
- 消化に疲れない
運動との相性も良く、脂肪が燃えやすい体に。
🍜 Cherishおすすめ「冬の薬膳ダイエットスープ」
🔸 黒ごまと鮭の生姜スープ
〈材料〉
鮭・ねぎ・生姜・黒ごま・酒・味噌少し
- 生姜 → 温め
- 鮭 → 血流改善
- 黒ごま → 腎を補う
これだけで冬太りの原因を3つ同時にケアできます。
🌙 冬は“無理しないダイエット”が最強
冬は自然的に「溜める季節」。
だから、夏みたいに追い込む必要はありません。
むしろ、
温めて、整えて、ゆるやかに過ごす方が確実に痩せやすい身体が作れる
これが薬膳の考え方。
小さな積み重ねで十分です👇
- 夜に温かい汁物を一品追加する
- 朝は白湯+生姜を少し
- 黒い食材を毎日1つ入れる
- 寒い日の運動は短時間でOK
- 体を冷やす飲み物を避ける
これだけでも、冬太りが大きく変わります。
❄️ まとめ:冬こそ“薬膳ダイエット”の効果が出る季節
冬は太りやすい。
でも、冷え・むくみ・代謝を整える薬膳の力を活かすことで、
自然と“痩せる準備が整う季節”でもあります。
- 温める
- 腎を補う
- めぐりを良くする
- スープで整える
これだけで、春に向けて「軽く動ける体」が作れますよ。
この冬は、がんばりすぎず
“やさしく痩せる薬膳”で、体の内側から整えていきましょう。
秋の終わりから冬へ 〜やさしく体を“冬支度”する薬膳養生〜
こんにちは!
神戸市東灘区摂津本山でパーソナルトレーニングとピラティスリフォーマーが完全個室で出来るジムCherish神戸岡本店の大小田です。
朝晩がぐっと冷え込むようになってきましたね。
「寒いけど昼間はまだ暑い…」そんな日も多く、体がついていかない感覚、ありませんか?
僕もこの時期は、なんとなく疲れが抜けにくかったり、眠りが浅くなったりします。
薬膳では、この秋から冬への移り変わりを“エネルギーを内側に蓄える時期”と考えます。
体も心も、ゆっくりと「冬支度」を始めるタイミングなんです。
🍂 秋の終わりは「肺」と「腎」をつなぐ季節
秋は「肺」、冬は「腎」が主役。
この2つの臓腑は、どちらも水分や呼吸、生命エネルギーに関わっています。
乾燥しやすい秋に肺が弱ると、冬の冷えに腎が対応しにくくなる。
だから、今の時期は**“潤い”と“温め”のバランス**が大事になります。
🌿 この時期に出やすい不調サイン
- 手足が冷える
- 肌や唇の乾燥
- 朝起きるのがつらい
- 気持ちが沈みがち
- 食欲や睡眠リズムが乱れる
これ、実はどれも「冬支度がまだ整っていないサイン」なんです。
🍠 薬膳で整える冬支度ごはん
◎ 潤いを守る食材
- れんこん
- 白きくらげ
- 大根
- はちみつ
- なし
◎ 温めて“腎”を養う食材
- 黒ごま
- なつめ
- くるみ
- 長ねぎ
- 生姜
- 鮭・羊肉
🍲 Cherishおすすめ
夜ご飯に「れんこんと鮭の生姜スープ」なんてどうでしょう?
体がじんわり温まって、翌朝の目覚めが変わります。
🌙 無理せず、ゆっくりがちょうどいい
秋の終わりは、つい「今年のうちに…」と頑張りすぎてしまう時期。
でも、自然のリズムに合わせるなら、今は**“ためる”季節**です。
頑張るより「整える」。
走るより「深呼吸する」。
そんな小さなケアが、冬を元気に過ごす力になります。
僕も最近は、夜にあたたかいお茶を飲みながら、一日の振り返りをゆっくりするようにしています。
体だけでなく、気持ちも少しずつ静まっていく感覚があって、なんだか心地いいんです。
❄️ まとめ:冬に向けて“温める力”を育てよう
秋の終わりから冬への季節の変わり目は、無理をせず、自分をいたわる時間が何よりの養生。
冷えが本格化する前に、「潤い」と「温もり」を意識してみてくださいね。
外の寒さが厳しくなるほど、
内側にある“温かさ”の大切さに気づける季節です。
心と体、どちらにも“ぬくもり”を。
それが、Cherish流の冬支度です🌿
秋の土用に気をつけたい、薬膳的養生のすすめ
こんにちは!
神戸市東灘区摂津本山でパーソナルトレーニングとピラティスリフォーマーがマンツーマンでできるジムCherish神戸岡本店の大小田です。
「土用」と聞くと、“うなぎの夏”を思い浮かべる人が多いと思います。
でも実は、**春・夏・秋・冬のそれぞれの前にある“季節の変わり目”**のことを「土用」と言います。
つまり、秋にもあるんです。
そしてこの“秋の土用”こそ、薬膳的には体調を整えるための大事な時間なんです。
🌾 秋の土用とは?
秋の土用は、だいたい10月後半から11月初旬ごろ。
秋から冬に切り替わるこの時期は、気温も空気もどんどん変化します。
薬膳の世界では、土用の期間は 「脾(ひ)=胃腸」 を整えると良い時期。
なぜなら、季節の変わり目にいちばんダメージを受けるのが“消化器系”だからです。
🌀 土用に起こりやすい不調
- 胃もたれ・食欲不振
- 体が重い・むくみ
- 眠気・やる気が出ない
- なんとなく心が沈む
この時期に体が「お休みモード」に入るのは、自然なこと。
無理して動かすより、“整える”“休める”がキーワードです🌿
🍵 土用の時期におすすめの薬膳養生
◎ 胃腸を労わる食材
- かぼちゃ・山芋・さつまいも・里芋
- 大豆製品(豆腐・味噌・納豆)
- 鶏肉・白米・おかゆ
👉 やさしい甘みのある“黄色い食材”が◎
胃腸のエネルギー(気)を補ってくれます。
◎ むくみ・だるさを流す食材
- ハトムギ・とうもろこし・生姜・ネギ
◎ 心を落ち着かせる食材
- なつめ・黒ごま・くるみ
🍽 Cherish的おすすめメニュー
- 朝:おかゆ+少しの梅干しで胃腸リセット
- 昼:さつまいもご飯と味噌汁でほっと一息
- 夜:かぼちゃと鶏肉の煮物で心も体もポカポカに
温かいものを選ぶことと、“よく噛むこと”を意識するだけで、消化の負担がぐっと減ります。
🌿 まとめ:土用は“立ち止まる力”を取り戻す時間
土用の期間は、“動く”より“整える”。
外へ向かっていたエネルギーを、少しずつ内に戻していくタイミングです。
僕自身もこの時期は、「少しペースを落として、自分のリズムを戻す」ことを意識しています。
無理に元気を出そうとしなくても大丈夫。
体が求めているのは、“充電”。
少し立ち止まって、温かいお茶を飲んで。
ゆっくり呼吸するだけでも、心と体はちゃんと整っていきます🍵
🌾 季節の変わり目にゆらぐ心と体へ。薬膳で整える“ちょうどいいケア”
こんにちは。
神戸市東灘区摂津本山でパーソナルトレーニングとピラティスリフォーマーが完全個室でできるジムCherish神戸岡本店の大小田です。
少しずつ涼しくなってきたな〜と思ったら、また暑い日が戻ってきたり。
朝晩は肌寒いのに、昼間は汗ばむくらい。
そんな気候が続くこの時期、なんだか体が追いつかないですよね。
「やたら眠い」「だるい」「気分が不安定」
それ、気のせいじゃなくて、**季節の変わり目の“ゆらぎ”**なんです。
🌀 この時期に出やすい不調
薬膳では、季節の変わり目は 「脾(ひ)=胃腸」 が疲れやすい時期と言われています。
気温差や湿気、冷たいものの摂りすぎで、消化吸収のバランスが乱れると…
- 食欲がない
- 胃もたれ
- 体が重い
- 朝起きるのがつらい
そんなサインが出やすくなります。
🍵 薬膳の視点で見る季節のケア
この時期に意識したいのは、「冷やさず、無理せず、整える」。
体を温めすぎず、冷やしすぎず、**“ちょうどいいバランス”**をとることが大切です。
◎ 胃腸をいたわる食材
- かぼちゃ・さつまいも・山芋
- 鶏むね肉・豆腐・味噌
👉 胃腸が弱っていると、気持ちまで落ちやすくなるので、やさしい食材で整えてあげましょう。
◎ むくみ・だるさを流す食材
- とうもろこし・ハトムギ・生姜・ネギ
- 緑豆(体の熱をやわらげる)
◎ 心を落ち着かせる食材
- なつめ・黒ごま・栗・きくらげ
🍽 Cherish的おすすめの食べ方
- 朝:温かい味噌汁とごはん(冷たいスムージーはお休み)
- 昼:さつまいもご飯と蒸し野菜
- 夜:かぼちゃと鶏肉のスープで“内側からリセット”
飲み物は、冷たいお茶より常温〜温かい麦茶やほうじ茶を。
体の芯を冷やさず、やさしく巡らせてあげてくださいね🌿
🌿 まとめ:季節がゆらぐ時は、自分にも余白を
気温が安定しない今の時期は、体も心もがんばりすぎないことが一番の養生。
「なんかだるいな」と感じたら、
それは“頑張りが足りない”サインじゃなくて、“整える時間が必要”というサインです。
焦らず、ゆるやかに、体をいたわりながら。
無理をせずに過ごすことで、ちゃんと次の季節を元気に迎えられます😊
🍂 秋の薬膳養生 〜乾燥の季節は“潤い”がカギ〜
こんにちは!
神戸市東灘区摂津本山でパーソナルトレーニングとピラティスリフォーマーが完全個室でできるジムCherish神戸岡本店の大小田です。
夏の暑さが落ち着いてきて「やっと過ごしやすくなったなぁ」と思う頃、なんだか喉がイガイガしたり、肌や唇がカサカサしたり…。
「あれ?急に便秘っぽい?」なんてことも。
僕も毎年、秋になると「お茶を飲んでも喉の渇きが取れないな」って感じたりします。
薬膳の世界では、これは“秋あるある”。
秋は「乾燥」と「肺」がテーマになる季節だからなんです。
🌀 秋に出やすいサイン
- 肌・喉・唇の乾燥
- 咳や痰が出やすい
- 便秘気味になる
- なんとなく気持ちが落ち込む
夏に頑張った体が乾燥で弱って、心も体もダメージを受けやすいんですよね。
🍐 秋におすすめの薬膳食材
「薬膳」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、身近な食材ばかりです。
◎ 潤いチャージ
- 梨・大根・れんこん
- はちみつ
- くるみ・松の実
◎ 温めて巡らせる
- 生姜
- ネギ
- さつまいも
◎ 心もサポート
- なつめ(気持ちを落ち着ける)
- 黒ごま(心と体を補う)
🍽 Cherish的おすすめメニュー
- 朝:梨とヨーグルトにハチミツをひとさじ
- 昼:れんこんと鶏肉のスープでホッと温まる
- 夜:さつまいもご飯+生姜入り味噌汁で体ポカポカ
冷たい飲み物は控えて、常温〜温かいものを選ぶだけでも変わりますよ。
🌿 まとめ:秋は“潤いを足す”季節
秋は実りの季節。心も体も少し内に向きやすくなります。
だからこそ「頑張らなきゃ」じゃなくて、**“乾いた自分に潤いをあげる”**ことが大切です。
僕も「ちょっと疲れたな」と思ったら、温かいスープやお茶でリセットするようにしています。
そうすると、不思議と「よし、またやってみようかな」って気持ちが戻ってくるんです。
無理に元気を作らなくても大丈夫。
潤いを足すだけで、次の一歩が軽くなりますよ!!











