身体の知恵袋
ウエストのくびれが欲しいなら・・・
こんにちは。
神戸市東灘区でパーソナルトレーニングとピラティスリフォーマーができるサロンCherish神戸岡本店の大小田です。
当サロンでのピラティスリフォーマーの体験が多くなってきましたよ!!皆さんの注目度も高いですね!!
個室でマンツーマンでピラティスリフォーマーができますので気になってる方はぜひ!!
さて今日の本題は「ウエストのくびれ」です。
お腹周り、腰回りってなかなか脂肪が取れなかったり、悩ましい部位ではないでしょうか!?
今回はウエストのくびれができる構造を正しく理解して、それに基づいて身体を動かしてみましょう。
まずウエストのくびれを作る筋肉は「外腹斜筋」という筋肉です。
これは骨盤から肋骨に付くお腹の横の筋肉で、筋肉の繊維が斜め上に走ります。
このため、外腹斜筋は息を吸うときに肋骨を持ち上げる働きがあります。
また、身体を捻るという動きにも働き、右に捻ると左の外腹斜筋が、左に捻れば右の外腹斜筋が働くという構造をしています。
この外腹斜筋がしっかり働いていると、肋骨が持ち上がり、骨盤と肋骨の距離が離れ、筋肉が引き締まるとウエストがくびれる状態になります。
ではこの外腹斜筋を正しく使うにはどうすればいいのでしょう!?
先ほどの外腹斜筋の働きに沿って動かしていきますね!!
①大きく息を吸って肋骨を持ち上げます
②そのまま身体を捻りましょう
めちゃくちゃ簡単ですよね!!
ただし、ここでポイントがあります。
「捻る」という動作をするときに腰を捻ってはいけません!骨盤も動かしません!!
「みぞおち」といわれる肋骨の始まりのあたりをポイントにそこから身体を捻りましょう。
なぜなら、腰の骨(腰椎)は捻りに動く骨ではないのです。解剖学上回旋角度は5度といわれており、ほぼ捻りには関与しません。
捻るための関節は「胸腰関節」といわれるみぞおちの背面あたりにある関節で、そこから骨は35度回旋できるようになります。
ですからみぞおちあたりから身体を捻るのが解剖学上正しく捻るということになります。
また骨盤を動かしてしまうと、外腹斜筋は骨盤から肋骨に付着する筋肉ですので、骨盤と肋骨両方が捻られると寸胴なまま動いてしまうことになります。
この点を注意して、先ほどの①と②を繰り返して動かしていきましょう。
夏に向けて今からウエストのくびれを意識してみませんか!?!?